2022年2月の記事一覧
2022年2月例会の報告(2/20開催)
想定外にコロナ感染は収束せず、まん延防止重点措置は解除されない状態でしたが、予定通り2月例会を開催しました。
今回は、数年ぶりに国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催しました。
ここの施設はとても良いのですが、コロナで利用の条件が厳しくなっていて運営側としては大変です・・・
とはいえ、80名が収容できる、大きな研修室を借りることができて、快適でした。
(機材が旧式なのが、ちょっと難点ではありますが)
さて、開催報告です。
■日時:2月20日(日) 13:30~17:00
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟403号
■参加者数:リアル参加 24名/オンライン参加7名
【旅行報告・発表】
・香川・沖縄(西山)
1月の香川旅行、2月の沖縄旅行の報告。
香川旅行では、小豆島、高松市内、塩江(しおのえ)温泉を周遊。
小豆島は原付を借りて、1日かけて一周。海の見える絶景の風景や、レトロなしょうゆ工場、24の瞳のロケ地、映画村、ギリシア風の風車や建築など、見所が満載でお勧めできる。
高松市内は、雨だったため、アーケード街を散策して、うどんを食べ歩きをした程度
塩江温泉は、高松市内や空港から遠くないし、歴史ある温泉郷だが、目立った観光地がないため、観光客は少ない。逆に温泉に入ってゆっくりするには良い場所。電動アシスト自転車を借りて、周辺を散策した。
沖縄旅行は、10日間滞在したが、観光したのは主に週末。
沖縄では、桜の名所(今帰仁城、八重岳、八重瀬、与儀公園、漫湖公園)を周遊。沖縄は2月上旬に桜が咲くが、日本一早く咲く桜として知られる。
その他、久高島、古宇利島、コザ市内散策、名護市のおりん音ビール工場見学など。
沖縄は、まん延防止重点措置が解除されておらず、多くのお店が臨時休業だったり、20:00、21:00閉店だったりする。グルメを楽しむには不便だった。
・伊豆大島・沖縄米軍基地(成田)
伊豆大島へは、東海汽船のシルバー割引を利用して行く。
文化よりも自然が好きで、東京から近い自然が豊かな場所ということで、伊豆大島の三原山のお鉢めぐりをすることにした。
船は波が高く、揺れも激しかった。
三原山のお鉢めぐりは、天気は良かったが、風は強かった。富士山を望むことができる。観光客は少ない。
冬場のバスは土日1便しかなかったので、徒歩で移動した
沖縄へは12月末に1泊2日で行ってきた。
普天間基地が一望できる嘉数高台公園や、嘉手納基地が一望できる道の駅かでな等を回る。
那覇市内は、福州園やゆいレール沿線を散策。
【自己紹介】
・参加者全員が、近況報告(最近の旅行)も兼ねた1言ずつの自己紹介
【講演会】「2022年の海外旅行・国内旅行はどうなる?Go Toトラベルの効果・課題」
講 師:鳥海高太朗(航空・旅行アナリスト)
(鳥海高太朗さんプロフィール)
航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究や各航空会社の最新動向の取材を続け、経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオなどでニュース解説を行う。2016年12月に飛行機ニュースサイト「ひこ旅」を立ち上げた。近著「コロナ後のエアライン」を2021年4月12日に発売。その他に「天草エアラインの奇跡」(集英社)、「エアラインの攻防」(宝島社)などの著書がある。
・出国日本人の現状、航空会社の経営状況など、コロナ禍での旅行を巡る苦境
・コロナ禍の航空会社の取り組み(ANAのエアバス遊覧飛行/ANAの機内食レストラン/スターフライヤーのプラネタリウムフライト/ANA機内結婚式/スカイマークのピカチュウジェット、JALの鬼滅ジェット/JAL農業レストラン御料鶴 等)。JALの外部企業の出向は、出向先でも即戦力となっているし、企業間の連携強化にも貢献
・コロナ家でのホテル活用法(朝食を楽しむ/ワーケーションに活用する/併設の温泉でリフレッシュする など)
センチュリーマリーナ函館/ラビスタ函館ベイ/函館国際ホテル/ユインチホテル南城(沖縄)/道後hakuro(松山・道後温泉)/ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド/ホテルインディゴ箱根強羅/ヒルトン東京お台場/星のや東京
※ GoToは良いホテルに安く泊まれるのが魅力
・海外の人気観光地の2021年(ハワイ、ロサンゼルス、パリ)の現状
各地域の観光客の動向や、規制の状況の紹介
・GoToトラベルの成果と今後
GoToトラベルは旅行業界に限らず、地域振興に貢献した。ただし、宿泊に関しては高級ホテルのメリットが大きく、安い宿は恩恵を受けられなかった
今後再開予定のGoToは、安宿でも恩恵を受けられるよう、宿泊の割引は上限を設定。地域共通クーポンは、平日と休日で付与額を変えることで、休日集中の回避をはかる
・アフターコロナの旅行需要
テレワーク増加、有給休暇義務化が追い風になる
マイル・ポイントを使った旅も活発に(ANA「今週のトクたびマイル」、JAL 「どこかにマイル」のような、お得なプランは駆使したい)
Wi-Fi速度や朝食の質がコロナ前より重要になる
・今後の国内・海外旅行の展望
国内旅行は春から夏にかけて回復傾向に向かうだろう
インバウンド(訪日外国人)・海外旅行需要は、2022年の夏から徐々に回復し、完全復活は2023年~2024年ではないか
・おわりに
旅行はネット時代でもリアルでないと成立しない。旅行需要は必ず元に戻るだろう
【事務連絡】
・今後の例会開催予定
・会報原稿・編集協力者の募集
2次会は公式には開催しませんでしたが、有志で会場近くのインド料理屋(お酒の提供はナシ)で会食しました。
以上